シリア
2009年10月17日
ダマスカス観光2日目♪
ダマスカスの二日目は土曜日で大変盛り上がっているスークに行きました
泊まっていたホテルから旧市街にある「スーク・ハミディーエ」までは徒歩で10分ぐらいです!
アレッポのスークとは比べもんにならんぐらい大きい通りのスーク・ハミディーエは週末を楽しむ多くのシリア人でいっぱいでした


全長600mのアーケードの中にはここで揃わんものは無いって言うぐらいたくさんの店があって、いつもながらウィンドーショッピングですが、とても楽しかったです
その中でもアイスクリーム屋さんはめっちゃ美味しかったな~
スーク・ハミディーエと平行してあるのが「スーク・ミドハド・パシャ」というスークで、こちらには主にアラブ料理に使う香辛料が売っていました!
このスーク・ミドハド・パシャの道をさらに東に進むと、その名も「まっすぐな道」という名前の道があって、この道は聖書の中でキリスト教徒逮捕に向かったサウロが突然失明して、休養の為に運ばれた家がこの通りにあったと言われています!!
サウロはここダマスカスで改宗し、パウロと改名してキリスト教の布教活動に携わったと言われています!
このまっすぐな道の途中に「ローマ記念門」という遺跡があり、ここでイスラム教地区とキリスト教地区が別れていて、また違った雰囲気の街並みを楽しむ事が出来ます

日程の関係で行けなかったですが、ダマスカスからは聖書でこの世で初めて殺人が起こったと書かれている「カシオン山」が見えました!
この日は一日じっくり旧市街を散策して、夕食にはお約束のチキンの丸焼きをいただき(笑)、ダマスカス滞在が終わりました

泊まっていたホテルから旧市街にある「スーク・ハミディーエ」までは徒歩で10分ぐらいです!
アレッポのスークとは比べもんにならんぐらい大きい通りのスーク・ハミディーエは週末を楽しむ多くのシリア人でいっぱいでした



全長600mのアーケードの中にはここで揃わんものは無いって言うぐらいたくさんの店があって、いつもながらウィンドーショッピングですが、とても楽しかったです

その中でもアイスクリーム屋さんはめっちゃ美味しかったな~

スーク・ハミディーエと平行してあるのが「スーク・ミドハド・パシャ」というスークで、こちらには主にアラブ料理に使う香辛料が売っていました!
このスーク・ミドハド・パシャの道をさらに東に進むと、その名も「まっすぐな道」という名前の道があって、この道は聖書の中でキリスト教徒逮捕に向かったサウロが突然失明して、休養の為に運ばれた家がこの通りにあったと言われています!!
サウロはここダマスカスで改宗し、パウロと改名してキリスト教の布教活動に携わったと言われています!
このまっすぐな道の途中に「ローマ記念門」という遺跡があり、ここでイスラム教地区とキリスト教地区が別れていて、また違った雰囲気の街並みを楽しむ事が出来ます


日程の関係で行けなかったですが、ダマスカスからは聖書でこの世で初めて殺人が起こったと書かれている「カシオン山」が見えました!
この日は一日じっくり旧市街を散策して、夕食にはお約束のチキンの丸焼きをいただき(笑)、ダマスカス滞在が終わりました

2009年10月16日
戻って来ましたダマスカス!で、失敗?!
シリアの首都「ダマスカス」は聖書にも出てくるぐらいはるか昔から存在する最古の都市の一つで、4000年以上の歴史を刻んできた町です
初日はちょうど金曜日だったので、旧市街にあるスークなどがほぼ全部閉まっていて、どこか静かな旧市街でした
金曜日はムスリムがモスクに行ってお祈りをする日で、お店などは休日です!
でも金曜日ならではの光景が見れるのが、みんなが集まるモスク内です!!
ダマスカスの旧市街にはイスラム教第4の聖地「ウマイヤド・モスク」があり、このモスクは見学可能なので行って見ました
さすが第4の聖地だけあり建物も大きく、素晴らしいモザイクタイルの装飾やきれいにされた中庭がありました


内部も各地から集まるムスリムが一堂にお祈りできるようにすごく広くて、金曜日なので多くのムスリムが集まっていました


ここで一つの事件が・・・

女性は全身を覆うマントのような服の着用が義務付けされていて、もちろん千夏さんも着用して、内部を見学していました。
モスクの中は独特の雰囲気があってちょうどお祈りが始まりそうだったので、少しぼーっとしようと2人で座っていると、何やら周りがザワザワしていました
いつも通り外国人がいるのを珍しがって話しているんかな?と思って座っていると、慌ててモスクの係りの人が飛んできました
係りの人は優しい口調ですぐに出てくれと言って来ました
しかも、千夏さんだけ・・・
その時初めて知ったのですが、お祈りの時は男女が別の場所でお祈りする事になっていて、言われて初めて気付いたのですが、周りは男性だけでした
あ~それでみんな騒いでいたんだな~と勉強不足だった事を反省しました。
一番難しいかもしれない宗教の事に関しての大失敗でした・・・
でも、お祈りされてた方達は全然怒ることなく、そっと係りの人に知らせてくれた優しい方達でした
初日はそんな感じで終了し、晩御飯は前日発見していた鳥の丸焼き専門店へ


↑上の鳥の濃厚な油がどんどん下の鳥の味付けに~
ここの丸焼きは大人気で、いつも焼きたてでめちゃめちゃ美味しい、しかも安い?!
ハーフチキンと薄いパンが付いて、何と210円です!!
おかげで、計4回いただきました(笑)
おみやげで持って帰りたいぐらいです

初日はちょうど金曜日だったので、旧市街にあるスークなどがほぼ全部閉まっていて、どこか静かな旧市街でした

金曜日はムスリムがモスクに行ってお祈りをする日で、お店などは休日です!
でも金曜日ならではの光景が見れるのが、みんなが集まるモスク内です!!
ダマスカスの旧市街にはイスラム教第4の聖地「ウマイヤド・モスク」があり、このモスクは見学可能なので行って見ました

さすが第4の聖地だけあり建物も大きく、素晴らしいモザイクタイルの装飾やきれいにされた中庭がありました



内部も各地から集まるムスリムが一堂にお祈りできるようにすごく広くて、金曜日なので多くのムスリムが集まっていました



ここで一つの事件が・・・

女性は全身を覆うマントのような服の着用が義務付けされていて、もちろん千夏さんも着用して、内部を見学していました。
モスクの中は独特の雰囲気があってちょうどお祈りが始まりそうだったので、少しぼーっとしようと2人で座っていると、何やら周りがザワザワしていました

いつも通り外国人がいるのを珍しがって話しているんかな?と思って座っていると、慌ててモスクの係りの人が飛んできました

係りの人は優しい口調ですぐに出てくれと言って来ました

しかも、千夏さんだけ・・・
その時初めて知ったのですが、お祈りの時は男女が別の場所でお祈りする事になっていて、言われて初めて気付いたのですが、周りは男性だけでした

あ~それでみんな騒いでいたんだな~と勉強不足だった事を反省しました。
一番難しいかもしれない宗教の事に関しての大失敗でした・・・

でも、お祈りされてた方達は全然怒ることなく、そっと係りの人に知らせてくれた優しい方達でした

初日はそんな感じで終了し、晩御飯は前日発見していた鳥の丸焼き専門店へ


↑上の鳥の濃厚な油がどんどん下の鳥の味付けに~

ここの丸焼きは大人気で、いつも焼きたてでめちゃめちゃ美味しい、しかも安い?!
ハーフチキンと薄いパンが付いて、何と210円です!!
おかげで、計4回いただきました(笑)
おみやげで持って帰りたいぐらいです

2009年10月14日
世界遺産「古代都市アレッポ」へ石鹸を買いに(笑)
アパメア遺跡の近くの街スッケルビーアから若干怪しい乗り合いワゴンタクシーに乗り、約2時間掛けて次の目的地「アレッポ」に到着しました
アレッポは首都ダマスカスに次ぐシリア第二の都市で、紀元前2000年には当時の王国の首都として栄えていた歴史のある街です
そして、オリーブ石鹸として日本でも有名な「アレッポ石鹸」の発祥地としても有名で、街の至る所にアレッポ石鹸屋さんが軒を並べています
アレッポの宿の近くにはオスマントルコ時代に建てられた「時計塔」がありました!

時計塔から南に500m程行ったところに中東一の歴史と規模をもつと言われているスーク(マーケット)があります
二日目はそんなスークに遊びに行ってきました
幅500m、長さ1kmもあるスークの中では色んな物が売られていて、たくさんの人で賑わっていました
特にアレッポのスークはレンガ組で造られた屋根で囲われていて、巨大なマーケットの迷路に入ったみたいで、とても楽しくまわれました!


やっぱりスークをぶらぶら歩くだけでテンション上がっちゃいますね~
そんな巨大でちょっと薄暗いスークのメイン通りを歩き、急に視界が開けた時に正面にあるのが「アレッポ城」です!!

↑スークのトンネルを抜けると本当にバーンって感じで正面に見えます!
アレッポ城はシリアの人がアレッポと言えばアレッポ城と言うぐらい有名なお城で、深さ22mの堀に囲まれた周囲2,5kmの巨大な城塞です!
日本のお城のような堀には今は水が張られていませんが、当時の城塞の堅固さを伝えています


↑左:お堀と唯一の入口の橋です!最近新しくなったとか・・・
右:入口の門!カミソリの刃一枚通さない石組みで造られてると言われています!!
アレッポ城の中は見学が出来て、入ってみると外観からは想像できない世界が広がっています
それが、こちらです


↑左:中央の屋根にポツポツが付いている所がハマムで、奥に見えるのがモスクです!
右:アゴラのお店の入口跡!今のスークのように賑わっていたんやろな~
ただのお城だけでは無く、内部にはモスクやアゴラ(市場)、ハマム(公衆浴場)まであった一都市の遺跡がありました
とても興味深いですよね~!!
堅固な堀と城壁に囲まれたこの都市はさぞや安全に栄えていたんだろうことがわかります
アレッポ城からのアレッポの街を見下ろす景色も素晴らしかったです

アレッポ城を見終えて、ぶらぶら歩いていると向こうから見覚えのある顔が・・・!!
トルコで出会ったMさんです!!
トルコのマラテヤで会った時にほんの15分程(ネムルトダーゥに行くツアー前)しか話していなかったのに、あまりにも偶然の再会でお互いべらべらしゃべりまくってしまいした!(笑)
Mさんは10年前にもアレッポ(だけじゃなくシリア)に来たことがあるらしく、「随分変わったな~」と言っていました!(比べて観れるっていいな~!!)
話をしていると、これからMさんは同じ以前旅の途中で会ったアレッポに住んでいる友達(S君)と夕食を食べる事になっていて、私たちも誘っていただいたのでご一緒させてもらう事に
2人ともいろいろな国を旅されてて、面白い話をたくさん聞かせていただきました!
中には怖い思いをした話しもありましたが、2人とも最後には「このあたりの人々には、見守られてる感じがして落ち着いて旅が出来るんだよなぁ」と言っていたのがとても印象的です
どちらかと言うと、このあたりは危険なイメージがあったので。もちろん、慣れてるという事もあるのでしょうけど・・・。
私もシリアの人達の「WELLCOME!!」や「HELLO!!」という言葉にもっと温かな気持ちで答えたい!と思いました!!
3時間の夕食(実際食べていたのは1時間(笑))後、S君のオススメのアレッポ石鹸屋さんへ!
本当にたくさんの石鹸屋さんがあるので、どこで買おうか迷っていた私達にはとってもありがたい
聞いた話しだと、アレッポの数ある石鹸屋さんのうち、ちゃんとした石鹸を売っているのはたったの3店舗らしいです・・・
怪しいとこの石鹸を買わずにいて良かった~
しかもそこの店員さんがめちゃめちゃいい人で色々サービスをしてくれて大満足のショッピングになりました!!


↑どこのお店もこれぐらい何種類もピンからキリまで石鹸が置いてあって、僕等では何が違うのかよくわかりません(笑)
買い物を終え、Mさん&S君と「またどこかで・・・」と再開を願い、別れを告げて帰宅しました
世界遺産の街「古代都市アレッポ」で素晴らしい建物やスークと嬉しい再開と出会いでとてもいい滞在が出来ました

アレッポは首都ダマスカスに次ぐシリア第二の都市で、紀元前2000年には当時の王国の首都として栄えていた歴史のある街です

そして、オリーブ石鹸として日本でも有名な「アレッポ石鹸」の発祥地としても有名で、街の至る所にアレッポ石鹸屋さんが軒を並べています

アレッポの宿の近くにはオスマントルコ時代に建てられた「時計塔」がありました!

時計塔から南に500m程行ったところに中東一の歴史と規模をもつと言われているスーク(マーケット)があります

二日目はそんなスークに遊びに行ってきました

幅500m、長さ1kmもあるスークの中では色んな物が売られていて、たくさんの人で賑わっていました

特にアレッポのスークはレンガ組で造られた屋根で囲われていて、巨大なマーケットの迷路に入ったみたいで、とても楽しくまわれました!


やっぱりスークをぶらぶら歩くだけでテンション上がっちゃいますね~

そんな巨大でちょっと薄暗いスークのメイン通りを歩き、急に視界が開けた時に正面にあるのが「アレッポ城」です!!

↑スークのトンネルを抜けると本当にバーンって感じで正面に見えます!
アレッポ城はシリアの人がアレッポと言えばアレッポ城と言うぐらい有名なお城で、深さ22mの堀に囲まれた周囲2,5kmの巨大な城塞です!
日本のお城のような堀には今は水が張られていませんが、当時の城塞の堅固さを伝えています



↑左:お堀と唯一の入口の橋です!最近新しくなったとか・・・
右:入口の門!カミソリの刃一枚通さない石組みで造られてると言われています!!
アレッポ城の中は見学が出来て、入ってみると外観からは想像できない世界が広がっています

それが、こちらです


↑左:中央の屋根にポツポツが付いている所がハマムで、奥に見えるのがモスクです!
右:アゴラのお店の入口跡!今のスークのように賑わっていたんやろな~

ただのお城だけでは無く、内部にはモスクやアゴラ(市場)、ハマム(公衆浴場)まであった一都市の遺跡がありました

とても興味深いですよね~!!
堅固な堀と城壁に囲まれたこの都市はさぞや安全に栄えていたんだろうことがわかります

アレッポ城からのアレッポの街を見下ろす景色も素晴らしかったです


アレッポ城を見終えて、ぶらぶら歩いていると向こうから見覚えのある顔が・・・!!
トルコで出会ったMさんです!!
トルコのマラテヤで会った時にほんの15分程(ネムルトダーゥに行くツアー前)しか話していなかったのに、あまりにも偶然の再会でお互いべらべらしゃべりまくってしまいした!(笑)
Mさんは10年前にもアレッポ(だけじゃなくシリア)に来たことがあるらしく、「随分変わったな~」と言っていました!(比べて観れるっていいな~!!)
話をしていると、これからMさんは同じ以前旅の途中で会ったアレッポに住んでいる友達(S君)と夕食を食べる事になっていて、私たちも誘っていただいたのでご一緒させてもらう事に

2人ともいろいろな国を旅されてて、面白い話をたくさん聞かせていただきました!
中には怖い思いをした話しもありましたが、2人とも最後には「このあたりの人々には、見守られてる感じがして落ち着いて旅が出来るんだよなぁ」と言っていたのがとても印象的です

どちらかと言うと、このあたりは危険なイメージがあったので。もちろん、慣れてるという事もあるのでしょうけど・・・。
私もシリアの人達の「WELLCOME!!」や「HELLO!!」という言葉にもっと温かな気持ちで答えたい!と思いました!!
3時間の夕食(実際食べていたのは1時間(笑))後、S君のオススメのアレッポ石鹸屋さんへ!
本当にたくさんの石鹸屋さんがあるので、どこで買おうか迷っていた私達にはとってもありがたい

聞いた話しだと、アレッポの数ある石鹸屋さんのうち、ちゃんとした石鹸を売っているのはたったの3店舗らしいです・・・

怪しいとこの石鹸を買わずにいて良かった~

しかもそこの店員さんがめちゃめちゃいい人で色々サービスをしてくれて大満足のショッピングになりました!!


↑どこのお店もこれぐらい何種類もピンからキリまで石鹸が置いてあって、僕等では何が違うのかよくわかりません(笑)
買い物を終え、Mさん&S君と「またどこかで・・・」と再開を願い、別れを告げて帰宅しました

世界遺産の街「古代都市アレッポ」で素晴らしい建物やスークと嬉しい再開と出会いでとてもいい滞在が出来ました

2009年10月13日
世界で一番美しい列柱通りをお散歩♪
ハマで2日程ゆっくりして、3日目に近郊にある「アパメア」という遺跡に行きました
ハマからアパメアにはワゴン車のセルヴィスタクシーが近くの「スッケルビーア」という街まで出ていて、そこからまた地元の乗り合いタクシーで遺跡の約2km手前の道路まで行けます
このスッケルビーアのセルヴィス乗場のおっさんらがグルでボッたぐってきて、誰に聞いても2.5倍の金額を言うてきました
おかしいとわかっていたので根気よく聞きまくっていると、一人のベドウィン(遊牧民の人たち)の人が正規のタクシーを教えてくれて、何とかアパメア近くまで行けました
タクシーを降りた幹線道路から遺跡まではずっと上りの2㌔で、暑い上に土埃がすごくて、着いた時にはぐったりしてました
でも、入口?ってな感じの入口で入場料を払い、いざ列柱の並ぶ通りに入ると、疲れが吹っ飛びました
その世界で最も美しいと言われている1850mの列柱通りがこちらです


列柱で有名なアパメアですが、もともとは紀元前3世紀の初めに建設された都市の遺跡で、紀元2世紀にはローマ風の劇場や浴場、神殿等も建てられ繁栄していました
でも今はそれらの建物はほとんど原型をとどめておらず、少し残念です・・・


↑左:ローマ風劇場跡です!右:ゼウス神殿跡です!!どちらもほぼ壊滅しています
遺跡自体は砂漠の中のパルミラとはまた違った植物や動物が多くいる、とても和む遺跡で、僕達もハマから買って持っていったパンをピクニック感覚でいただき、楽しめました
列柱通りを歩いていると、アパメア独特の斜めに溝が切られた列柱群が見えてきます


こんなきれいな列柱が続いていた昔のアパメアを想像すると、とてもテンションが上がってきます
他にもお酒の神様バッカス神を祀っていたと言われている「バッカス門」や「奉納柱」などは保存状態が良かったです


↑左:中央の少し大きい遺跡がバッカス門 右:奉納柱です!
少し行くのにめんどくさい感じですが、パルミラ遺跡と並んでアパメア遺跡も一見の価値ありです!
列柱がこんなにいっぱい並んでいる遺跡は珍しいです!!
アパメア遺跡を約3時間ほど見学して、この日はハマには帰らずにそのまま次の目的地に乗り合いタクシーで向かいました


ハマからアパメアにはワゴン車のセルヴィスタクシーが近くの「スッケルビーア」という街まで出ていて、そこからまた地元の乗り合いタクシーで遺跡の約2km手前の道路まで行けます

このスッケルビーアのセルヴィス乗場のおっさんらがグルでボッたぐってきて、誰に聞いても2.5倍の金額を言うてきました

おかしいとわかっていたので根気よく聞きまくっていると、一人のベドウィン(遊牧民の人たち)の人が正規のタクシーを教えてくれて、何とかアパメア近くまで行けました

タクシーを降りた幹線道路から遺跡まではずっと上りの2㌔で、暑い上に土埃がすごくて、着いた時にはぐったりしてました

でも、入口?ってな感じの入口で入場料を払い、いざ列柱の並ぶ通りに入ると、疲れが吹っ飛びました

その世界で最も美しいと言われている1850mの列柱通りがこちらです



列柱で有名なアパメアですが、もともとは紀元前3世紀の初めに建設された都市の遺跡で、紀元2世紀にはローマ風の劇場や浴場、神殿等も建てられ繁栄していました

でも今はそれらの建物はほとんど原型をとどめておらず、少し残念です・・・


↑左:ローマ風劇場跡です!右:ゼウス神殿跡です!!どちらもほぼ壊滅しています

遺跡自体は砂漠の中のパルミラとはまた違った植物や動物が多くいる、とても和む遺跡で、僕達もハマから買って持っていったパンをピクニック感覚でいただき、楽しめました

列柱通りを歩いていると、アパメア独特の斜めに溝が切られた列柱群が見えてきます



こんなきれいな列柱が続いていた昔のアパメアを想像すると、とてもテンションが上がってきます

他にもお酒の神様バッカス神を祀っていたと言われている「バッカス門」や「奉納柱」などは保存状態が良かったです



↑左:中央の少し大きい遺跡がバッカス門 右:奉納柱です!
少し行くのにめんどくさい感じですが、パルミラ遺跡と並んでアパメア遺跡も一見の価値ありです!
列柱がこんなにいっぱい並んでいる遺跡は珍しいです!!
アパメア遺跡を約3時間ほど見学して、この日はハマには帰らずにそのまま次の目的地に乗り合いタクシーで向かいました


2009年10月10日
荒野から一転、水車の回る「ハマ」へ
パルミラでゆっくりしようと思っていましたが、ちょっと居心地が悪かったのですぐに次の目的地に向けて出発しました
次の目的地は「ハマ」という街です
ハマはダマスカスから北に行った場所にある街で、水車が有名な静かで落ち着いた街です
パルミラからハマへはまた国営のバスに乗り、約3時間で到着します
ハマは評判のいい安宿が多い場所でもあり、早速宿を探しに向かいました
途中アンマンの宿で一緒だった日本人パッカーの2人にばったり会い、紹介されたホテルは「カイロホテル」というホテルです!
別に名前からしてエジプシャンな感じかと思えば、そうでも無く(笑)、噂通りのきれいなホテルでした
何せ中東の宿でホットシャワーが24時間使えて、ワイヤレスでインターネットが出来る安宿がなかなか無いので・・・
ハマのもう一つの魅力の水車はどうかと言いますと・・・


「オロンテス川」という川沿いに水車がいっぱい色んなとこに設けられていて、今でも現役で利用されています
大きいものだと直径20m以上もあって、ギーギーと音をたてて動くのを見ていると、とても心が和みます
他にも12世紀に造られた「アン・ノウリ・モスク」とその横の水車との景観や

「アゼム宮殿」の周りにひろがる旧市街の路地などは見て歩くだけでも楽しくなります


うれしい体験も出来て、路地の一角で絵葉書や布製品なんかを売っていた子供にもっていたポテチを少しあげてバイバイをして別れた後、わざわざ追いかけて来てハマの水車の絵葉書を一枚プレゼントしてくれました
また、水車を見ていると、羊飼いの少年達が満面の笑顔で微笑んでくれました


ハマはとてもいい街だな~と感じました
ただ、ゴミのポイ捨てが多くて、水車が回っている川はペットボトルのゴミがいっぱい浮かんでたり、丘の上にある城塞跡はゴミ捨て場のようになっていたりと少し残念なところもありました
しかもポイ捨てしてるのは、ほとんどシリア人です・・・
街がきれいになれば、もっともっと輝ける街だと思いました
もしまた何年後、何十年後に行く事があれば、きれいな街になったハマを見れることを願っています

次の目的地は「ハマ」という街です

ハマはダマスカスから北に行った場所にある街で、水車が有名な静かで落ち着いた街です

パルミラからハマへはまた国営のバスに乗り、約3時間で到着します

ハマは評判のいい安宿が多い場所でもあり、早速宿を探しに向かいました

途中アンマンの宿で一緒だった日本人パッカーの2人にばったり会い、紹介されたホテルは「カイロホテル」というホテルです!
別に名前からしてエジプシャンな感じかと思えば、そうでも無く(笑)、噂通りのきれいなホテルでした

何せ中東の宿でホットシャワーが24時間使えて、ワイヤレスでインターネットが出来る安宿がなかなか無いので・・・
ハマのもう一つの魅力の水車はどうかと言いますと・・・


「オロンテス川」という川沿いに水車がいっぱい色んなとこに設けられていて、今でも現役で利用されています

大きいものだと直径20m以上もあって、ギーギーと音をたてて動くのを見ていると、とても心が和みます

他にも12世紀に造られた「アン・ノウリ・モスク」とその横の水車との景観や

「アゼム宮殿」の周りにひろがる旧市街の路地などは見て歩くだけでも楽しくなります



うれしい体験も出来て、路地の一角で絵葉書や布製品なんかを売っていた子供にもっていたポテチを少しあげてバイバイをして別れた後、わざわざ追いかけて来てハマの水車の絵葉書を一枚プレゼントしてくれました

また、水車を見ていると、羊飼いの少年達が満面の笑顔で微笑んでくれました



ハマはとてもいい街だな~と感じました

ただ、ゴミのポイ捨てが多くて、水車が回っている川はペットボトルのゴミがいっぱい浮かんでたり、丘の上にある城塞跡はゴミ捨て場のようになっていたりと少し残念なところもありました

しかもポイ捨てしてるのは、ほとんどシリア人です・・・

街がきれいになれば、もっともっと輝ける街だと思いました

もしまた何年後、何十年後に行く事があれば、きれいな街になったハマを見れることを願っています
