トルコ

2009年10月04日

旅の最後にさっぱりと~♪

イスタンブール、というかトルコ滞在最終日はまず行ってなかった「地下宮殿」に行きました走る


地下宮殿はアヤソフィアの近くの地下にある宮殿で、昔は地下の貯水池でここから水を汲み上げて生活をしていたようです笑顔

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 ↑今は雰囲気のあるライトアップと底に水が溜まって貯水池としての面影が残っていました!


この宮殿の柱の土台には今見付かったのでは2本メドゥーサの彫刻が彫られており、とても不気味な感じです・・・困った

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 ↑写真が反対なんじゃなくて、メドゥーサが逆さ向いてます困ったもう一つもなぜか横・・・不気味落ち込み



あとは「トプカプ宮殿」を外から眺め、最終日は一ヶ月・・・いや、30年間(笑)の垢を落としにハマム(ターキィッシュバス)に行きました笑顔


イスタンブールのハマムはとても高くてどこも一回入るのに3,000円ぐらいします?!

ただ銭湯に行くのにそんなにお金が出せないので、少し離れた場所にある地元の人が多いハマムに行きました電車


ガイド本の地図を見ながらウロウロ探し、色んな人に聞いてやっと到着!!


入ってみると、そこにはホールがあって周りに個室の脱衣場があります笑顔

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 ↑ホールです!真ん中が休憩場で周り(少し明るいとこ)に個室の脱衣場があります!
  上からぶら下がってるチェックの布はバスタオル兼腰巻!!


入口すぐ横の番台?にお金を払い、垢すりとマッサージをお願いしましたすいません


それから一畳半ぐらいの小さい脱衣場に入って、全裸になり置いてある大きい布を巻き、ジロジロ見られるホールを抜けて、いざハマムへ


中に入ってみると、まず右のスペースではトルコ人の若者が6人ぐらい洗い場のようなところでお腹がまん丸のおやっさんに身体を洗われていました笑顔


初めてなのでどこに行けばわからなかったので、とりあえず混んでいる右の洗い場を避けて左に向かうと、ちょうど立った状態で首から上が見えるぐらいの仕切りのある場所が3つあって、あ~ここでシャワーを浴びてから順番待つんやな~と思って、空いてるとこに入りましたOK


するとそこはトイレ?!

えっ?仕切り低く無い??保育園並みやん?!(行ったこと無いので、千夏さん情報)って思った瞬間、隣のトイレでしゃがんでたトルコ人のおっちゃんが立って目が合い、慌てて「メルハバ(こんにちわの意味)」と一言泣く


おっちゃんの笑顔の「メルハバ」にちょっと救われ、もう一度洗い場の方へ


すると、さっきから若者を洗いまくってるお腹まん丸のハマムのスタッフのおっちゃんが更に奥にある部屋を無言で指差し、そこで待っとけとの事


言われるまま次の部屋に行くと、そこには想像していたハマムの八角形の大きな台(以前カラハユットで紹介したような台)があって、お~ハマムっぽいやん♪と一人テンション上がり、早速寝っころがりましたラブ

台はとてもあったかくて寝ているだけで、ジワジワと汗が出てきます温泉


あ~気持ちええな~と思ってふと周りを見てみると、誰一人台には寝っころがっておらず、周りの洗い場に座っていたおじいちゃんが一人微笑ましくこっちを見ていました笑い


少しその台で寝たり座ったりそわそわしていると、入ってきたドアがバーンと開き、あのスタッフのおっちゃんが入って来て一言!


「ジャポン!!」


おいおい!何でバレてんだよ~と思いつつ、言われるがまま前室に戻り洗い場に座りましたまる


すると、いきなり小さいタライで水をこれでもかって言うぐらい掛けられて、垢すり手袋をはめた手でゴシゴシと・・・


こんなんで30年間、いやいやトルコの旅の垢も落ちないじゃないの~ってぐらいの速さでサクッと人生初の垢すりは終了し、またタライでこれでもかって言うぐらい流されました困った

垢すりって聞いたら、みんなダンゴぐらいの垢が出てびっくりするって聞いてましたが、あまりの速さにびっくりしてました(笑)


垢が流れ落ちると、少し洗い場から移動し人が一人やっと寝れるぐらいのベンチみたいなとこに寝ろとの指示


どっち向き?って思いましたが、とりあえず無難にうつ伏せに寝ると・・・


あ~何て柔らかいんだろうってぐらいの泡を大量に掛けられて、洗われながらのマッサージがスタート鐘

泡気持ちいいな~って思った瞬間、おやっさんのごっつい手で身体の内臓を搾りだすんじゃないかと思うぐらいの強力マッサージ?!

ちょっと声を上げそうになりましたが、そこは大和魂で無言を貫きました(笑)


仰向けも合わせて、流れ作業的な勢いでマッサージも終わり、初のハマム体験が終了拍手


外に出て、バスタオルをもらい、少し涼んでいると・・・



女の人側の扉から怒りの千夏さんが登場困った

詳細はまた帰国した時にでも個人的に聞いてみて下さい(笑)



予算を考えて安い下町のハマムに行ったのでこんな感じでしたが、なかなか楽しい体験でした!

案外あの強力マッサージで身体の疲れが取れてたりして・・・

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2009年10月03日

イスタンブールでジャーミィ巡り♪

イスタンブールには素晴らしいジャーミィが数多くあります笑顔

ジャーミィとはイスラム教のモスクのことです!


今回はイスタンブールにあるジャーミィをご紹介しますまる


まずは有名な「スルタンアフメット・ジャーミィ」です!通称ブルーモスクとも呼ばれています笑い

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トルコのジャーミィには丸天井のドームとミナーレと呼ばれる尖塔があるのが特徴で、このスルタンアフメット・ジャーミィにはミナーレが6本あります笑顔

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 ↑左側からの写真です!3本見えてるミナーレの奥にまた3本建っています!!


6本のミナーレを持つジャーミィは世界でも珍しく、普通は4本のミナーレが建っています!

この6本のミナーレは言い伝えによると、建築をまかされた人がスルタン(王様)から「黄金(アルトゥン)」と所望されたのを「6(アルトゥ)」と勘違いして出来たとのことです(笑)

よくそれでスルタンは怒らなかったな~と笑けてきます笑い


日本で僕が同じ失敗したら、無条件でやり直しでしょうね~チュー



スルタンアフメット・ジャーミィの近くには、これまた有名な「アヤソフィア」がありますまる

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アヤソフィアは珍しい内装をしていまして、内部は博物館になっています笑顔


何が珍しいのかと言いますと、アヤソフィアはギリシャ語では「ハギアソフィア」と呼ばれていて、もともとはギリシア正教の大聖堂でした!

時代は流れ、いくつもの国にトルコ地域が支配されるなかアヤソフィアはいつしかジャーミィに変えられていきました!!


その痕跡がアヤソフィアの内部に残されていて、それがこちらですまる

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ジャーミィの天井や壁にキリストや聖母マリアのモザイク画が残されているとは、とても不思議な空間です笑い

しかも、それぞれの表情も豊かで細かい素晴らしいモザイク画です拍手


特に有名な二つのジャーミィ以外にも素晴らしいジャーミィがあります!

それが、「シュレイマニエ・ジャーミィ」です!!

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オスマン帝国が最も繁栄していた時代の君主シュレイマン大帝がトルコ最高と言われる大建築家ミマール・スィナンに造らせたモスクです笑顔

建築も最高の建築家ならば、内部も一流のステンドグラス職人や大家の書道家などが手掛けており、最高傑作とも言われていますクラッカー


他にも「イェニ・ジャーミィ」や「リュステム・パシャ・ジャーミィ」など素晴らしいモスクが近い場所に固まって建っています!

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 ↑ガラタ橋のすぐ近くに建っているイェニ・ジャーミィ 下は金閣湾とリュステム・パシャ・ジャーミィ

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点在する素晴らしいジャーミィをまわっていると京都のお寺巡りのような感覚で楽しむ事が出来ました音符

改めて、自分はいい場所に住んでるな~と実感しましたラブ

少し京都が恋しくなっちゃいました・・・

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2009年10月02日

お待たせ?(笑) あのサイフ紛失の話の続き・・・

世界、いや・・・イスタンブールは狭いな~って話しです(笑)


あのサイフ紛失事件の次の日、観光を終えて夕方ドミの部屋に戻ると前日サイフを無くしたベルギー人のおっちゃんが部屋にいてました。


まだ凹んでるだろうと思い少しそっとしていると、おっちゃんから「今日はどこ行ったん?」とか話しかけて来ましたウインク

あ~ちょっと昨日の件で部屋の空気が暗くなってるのを気にしてくれてるんやな~と思い、僕たちもつたない英語ですが少し会話をしました笑顔


しばらくすると、ふとおっちゃんのベッドの下に見たことの無い新品のポットが置いてある事に気付きました・・・



ん?昨日こんなん無かったよな~?おっちゃん誰かにお金借りれて買ったんかな~??とか思いつつ、いちお「サイフは見付かったん?」と聞いてみると・・・



「あ~、見付かったよ。ハンドバックの中にあったわ。」と昨日も何回も探していたハンドバックの中にあったことをあっさりと答えました困った



おいおい!昨日あんだけ騒いで、人を散々巻き込んで一騒動起こしといて、何で見付かったんなら自分から感謝と共に伝えへんねん怒り


もうあきれてしまって、それ以降はおっちゃんが悪いと思ってるんか、ただ見付かってテンションが上がってんのか、盛り上げようと話しかけて来てもこっちのテンションは上がらず・・・


次の日ホテルを変える必要があったので、そのまま微妙な空気のまま「Have a good trip」と伝え(ほんまは二度とサイフを無くすなよって言いたかったが、上手い英語がわからず)、お別れになりましたあかんべー


ホテルを変えたのは泊まっていたホテルが次の日いっぱいだと言われたからで、数あるホテルの中から以前聞いていたホテルのドミにチェックイン音符

カバンも置いてロビーで2人で話ししてる時に、ふとレセプションを見てみると・・・



あのベルギー人のおっちゃんが?!

「今日泊まれる?」って会話してる?!


おいおい!こんなに数ある(安宿が何十件も固まってる地域です)ホテル街の中で何で同じとこに来てんのよ?!


やっとおっちゃんとの空気から解放されたと思ったのに~!!



って、多分おっちゃんもそう思っただろう僕達の「Hello」へのリアクションでした(笑)


しかも、さらにオチがあって・・・



また同じドミの部屋でしたチュー

イスタンブールにいる限りおっちゃんはどこまででも追いかけてくるだろうとちょっと考えてしまった出来事でした(笑)



ちゃんちゃん♪


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イスタンブールは楽しいな~♪

イスタンブールの町を観光しました笑顔


まず向かったのは新市街側のボスポラス海峡沿いにある「ドルマバフチェ宮殿」です走る

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10年以上の歳月を掛けて出来た宮殿は大理石を使った壮麗な建物で、宮殿の内部にはヨーロッパからの献上品など豪華な装飾品で飾られていました笑い


内部見学は30人づつぐらいのツアー形式で見るようになっていて、好き勝手にゆっくり時間を掛けて見ることが出来ませんでした困った

もちろん内部の写真もNGダメ

寄せ木細工の床や最上級のヘレケ産の絨毯が敷かれたり、贅を尽くした内装の中で一際すごいのが儀式の間の天井に吊るされているシャンデリアです拍手



そのシャンデリアは何と?!


750のキャンドルが灯された特注のバカラ製で、重さは4.5トンもあるそうですラブ


写真撮影出来なかったので、もしイスタンブールに行く際は是非見に行って見てください!


この宮殿はトルコ初代大統領アタテュルク氏が執務中に亡くなった場所でもあり、執務室の時計は亡くなった時間の9:05分を指していました困った


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次に向かったのは、新市街のランドマークになっている「ガラタ塔」です走る

6世紀の初めに灯台として利用されていたものを14世紀に監視塔に改造されて、その後牢獄や天文台などとして使用されていました困った

塔の上からはイスタンブールの街を見渡す事が出来ます!



が・・・、タイミング悪くて、なぜか登りませんでした(笑)



ガラタ塔の近くには金角湾という湾があって、その湾にかかる橋の一つが「ガラタ橋」です!

ガラタ橋には今では名物になっている釣り人がいっぱいいて、橋の上から釣りをしています魚

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その橋の下はシーフードレストランが軒を連らねていて、そのシーフードレストランで食事をしていると釣り糸だけが何本も見えていて、時折魚が釣り上げられていきます(笑)


たまにバラした魚がレストラン前に降ってきて、慌てておっちゃんが降りてきます(笑)


一つのアトラクションみたいです!!


そんなガラタ橋のもう一つの名物と言えば、「バルックル・サンドウィッチ」と呼ばれるサバと野菜をパンに挟んで食べるサバサンドです料理

サバを焼く匂いが食べる前から食欲を誘いますラブ

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サバサンドを食べてお腹も満たされ、バザールに向かいました走る


まず向かったのは「エジプシャンバザール」です!


昔この市場がエジプトからの貢物を集め設営されていたので、エジプシャンバザールと呼ばれていて、かつては90件近くの香辛料の店が並んでいた事から、別名スパイスバザールとも言われています笑顔

バザール内はとても活気に溢れていて、色んな人が日本語で声を掛けてきました(笑)


エジプシャンバザールから南に行ったとこには有名な「グランドバザール」があります!!


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グランドバザールはトルコ語で「カパル・チャルシュ」といい、屋根付き市場という意味をもっています!

ここの屋内市場は中東最大とも言われる大規模なもので、ほんとうに多くの店が並び道も複雑で、モロッコのメディナを思い出す感じでした音符


ちなみに僕たちも途中軽く迷ってしまい、チェックしていたお店に辿り着くのに一苦労しました(笑)


グランドバザールでもしょっちゅう日本語で声を掛けられ、たまに「何か落ちてるよ~」って言うて(意味を知ってるのか)からかってくるトルコ人もいてましたあかんべー

もちろんそう言われて、急いで足元を見ましたけどね~チュー(笑)


バザールはやっぱり値段交渉が楽しく、店の人との駆け引きが面白いです音符

欲しいものがさくっと買えないのは若干疲れますが・・・(笑)


イスタンブールはトプカプ宮殿やアヤソフィアなど有名な観光スポットがありますが、それ以外にもこんなに見所がいっぱいある町です笑顔


さすがアジアとヨーロッパの架け橋ですね笑い




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2009年10月01日

最後はやっぱりイスタンブール♪だが・・・

サフランボルでのんびりした時間とのんびり暮らしている人達に心身ともに癒されて、トルコの旅最後を締めるイスタンブールに戻ってきました!

サフランボルから夜行バスで約6時間、イスタンブールのオトガルに早朝6時に到着バス


少し辺りが明るくなるのを待って、早速宿探しに・・・

初日は次に行くシリアのビザ申請のため市街から離れたとこで一泊して、シリアビザも無事即日ゲットし、二日目からは観光スポットの近くに移ることに走る



ここで問題が!!

トルコの各地を旅してきて思うことはイスタンブールの宿代が高すぎるってこと?!

今まで泊まってきたぐらいのきれいさと設備の良さの宿を探すと倍ぐらいの金額になっちゃいます困った

しかもEU加盟を目指してることもあってどこもユーロで値段設定していて、割高感がヨーロッパ並みに感じます怒り


しょーがないのでトルコの旅で初のドミトリーに泊まることにしましたあかんべー


久しぶりに快適さよりもまぁ~寝れたらいっか!的な発想です(笑)



今日から泊まることになったドミは6人シェアの部屋で、今んとこ僕達とベルギー人のおっちゃんと3人です笑顔

まだ3人(僕達以外1人)なので気兼ね無く過ごせるな~♪と思いきや・・・


今日昼過ぎにチェックインしてバックパックを置き、少しぶらぶらしてご飯を食べて戻ってみるとベルギー人のおっちゃんが居ました(ここで初対面)。

いつもながら英語でお互い「どっから来てんの?」とか「どれぐらいおんの?」とかの軽い会話をして、少しフレンドリーな感じになった次の瞬間?!


おっちゃんが何やら騒がしい感じで荷物をあさり出しました

僕達は最初気にする事無く自分らの時間を楽しんでましたが、カバンの荷物を全部ひっくり返したりしてあさり方が半端じゃなくなってきたので、聞いてみると・・・


「財布が無いんだよ~」とのこと?!


え~?!と思いつつも、まぁどっかに入れ忘れてるんやろな~と思ってしばらく見ていると、ほんまに無い様子困った

おっちゃんは「ありえない」とか「悪い夢や」とか言いながらベッドの下とかベッドのシーツとか、そこら中をひっくり返しだしました


僕達も部屋に帰ってきてすぐのタイミングだったので、何が何だかわからずに疑われないように、じっとしていると「探すの手伝ってくれ!」の一言が?!

僕達もあるはずも無い自分のカバンとかベッドの中とかを探しまわって、無い事を証明しましたが、肝心のサイフが見付かりません落ち込み


普通に考えると、多分どこかに置き忘れてきたかスリにあった感じでしたが、おっちゃんはすごくパニくっていて、部屋のどこかにあるんや~って感じで何を質問してもよくわからん様子

こんな時にもっと英語が話せたらな・・・と思います落ち込み


ホテルの人にも相談したけど、ホテルの人は自己責任だって感じの対応でした泣く

自分のホテルで盗難にあったってなると今後の集客にも影響しますもんね~あかんべー


結局おっちゃんは部屋に無いことはわかったらしく、どこかに探しに行っちゃいました困った


何もかもが入ってたみたいでかわいそうですが、見付かる事を祈りつつ申し訳無いですが就寝させて頂きますZZZ



あ~のんびりしていたサフランボルが恋しい・・・






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