インド

2009年05月15日

聖地ヴァラナシへ

移動・・・移動で、久しぶりの更新ウインク


インドの旅の最後にヴァラナシに行きました

ヴァラナシは言わずと知れたヒンドゥー教徒の聖地で、みんなガンガー(ガンジス河)で沐浴して体を清めようと全国から集まって来る場所です笑顔

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 ↑ガンガーと何10ヵ所もある沐浴場(ガート)



カジューラホーからまずは約4時間バスに乗りサトナーという駅に向かいます

そのバスがかなりローカルな感じで、2人掛けの座席に3,4人ぎゅうぎゅうに詰め込まれたインド人の中に外国人2人だけの過酷なバスでした(笑)

サトナーからは、寝台電車に乗り約9時間掛けて早朝5時ぐらいにヴァラナシ駅に到着電車

それから疲れきった体にムチ打ち、恒例の宿探しに・・・


今までは運が良かったのか、最初に行った宿で決まってたのがヴァラナシは人気のせいかなかなか見つからず、5軒程歩き回ってやっと見つかりました困った

そこに泊まっていた日本人旅行者2人と話したところ、2人共ゲリで僕も含めた3人とホテルのインド人で腹痛トークで盛り上がりました(笑)
インド人が「日本人すぐゲリ、ゲリ~」って言うてました笑い


ちなみに、今は完全復活です!!クラッカー


その日本人の1人はガンガーで沐浴したからかな?って言うてたので、沐浴する気満々やったけど、今後の事を考え泣く泣く断念・・・悲しい

でも、せっかくガンガーに来てるので、少しくらいは体を清めようと2人で足だけ入水しときましたウインク

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あっ、もちろん心も清らかに~音符


ほんまは、こんな感じ笑い

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夜になると大きいガート(沐浴場)でお祈りが始まり、だんだん暗くなる中ガートに鳴り響くお祈りの歌や鐘の音を聞いてると、何だかバタバタで大変やったインドの旅も来て良かったな~と感じました笑顔

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ヴァラナシはガンガーを見ながら1日ボーっとしてても、すごく心が安らげる場所です

あくせくせわしく生きてる日本人も、たまにはヴァラナシに来てボーっとしてみるのもありだと思いました

そういう意味でもヴァラナシは聖地だと言えるのかもしれませんね~音符

at 06:51|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

2009年05月08日

カージュラホー村へ・・・

タージマハルのアーグラーから、再び電車に乗ってカジューラホー村に行きました

今まではバス一本で長時間掛けて行くか、電車で途中まで行きそこからバスで行くルートしか無かったんですが、最近新しくカジューラホーに駅に駅が出来てアーグラーから電車一本で行けました!!
(最新の「地球の歩き方」にも載って無い最新情報?!)


微妙に新しいような駅を降りると、待ってました!とばかりにいつもの客引きが・・・困った

カジューラホーは小さな村で、今は特にオフシーズンで旅行者が少なく、みんな自分のオートリクシャーに乗せて自分と提携してるホテルに連れて行こうと必死だそうです汗


たまたま泊まろうと考えていたホテルの車だん吉似(自称)の客引きに連れられて目的のホテルへロケット

たいがい客引きと行くと客引きのマージン分が乗ってくるんですが、オフシーズンという事で普段より安く、迷わずにチェックインまる

びっくりすることに、そのホテルのオーナーが日本語ペラペラ?!
もしかしたらソメより上手いかも(笑)
って、それは失礼か~笑い

紅茶も出してもらい、日本語で色んな会話して、久しぶりに日本の家に帰ったような感じでほっこりした後、目的の寺院に向かいました・・・走る



カジューラホーはヒンドゥー教の寺院群で有名で、その彫刻の繊細さや立体感は圧巻です

今にも動き出しそう・・・

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外部も内部も上のような彫刻が何段もあって、一つの寺院が出来ています?!

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特にカジューラホーが有名なのは、ミトゥナ像という彫刻のエロティズム(エロさ?)ですラブ

 ↓昔の人も「見てられないハート」ってなってますよね~(笑)
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このエロティックな彫刻はただの造った人達の趣味では無く(笑)、昔の人達が神(シヴァ神とヴィシュヌ神)との結合・合一への渇望を表現したと言われています

それにしても、けっこうすごい格好ですけどね・・・ドキドキ大

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村自体はほんまに小さく、今まで行った街の中で断トツで穏やかな時間が流れていました笑顔
4,5日居ても良さげな感じです♪


でも、そこのあるレストランで食べたカラ揚げ定食みたいなやつに僕がやられ・・・

とうとうインド初の下痢になっちゃいました・・・


う~、痛い・・・悲しい

at 15:42|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2009年05月05日

アーグラー・・・、そしてタージへ

5時起きで、ニューデリー~アーグラーまで初のインド列車に乗りました電車

インドの列車は時間が曖昧だったり、突然ホームが変わったりすると聞いていたので、乗り込むまでハラハラドキドキ汗


とりあえず駅に着き二人でオロオロしていると、「その電車もう来ないよ」とか「その切符じゃ乗れないから買いなおせ」とか言うてくる悪い奴らがワナをかけて来たり・・・

インド人に慣れて無かったら、多分また同じ切符を買っちゃってるんでしょね~怒り

自分の目と耳と少しの直感?!が大切です・・・(笑)


とまぁ、初体験でテンテコマイでしたが、何とか時間通りに電車に乗れました・・・ホッまる


インド最速の特急で8時過ぎにアーグラーに着き、宿を探してチェックインしてから、ファティープル・スィークリー、アーグラー城、そしてタージマハルを巡るツアーに参加しました音符

すんごく暑い日でツアーバスはエアコン無し・・・
サウナ並みの暑さに耐えられずに窓を開けると熱風が・・・
結局窓を閉めてた方が少しはましでした(笑)

外に出てももちろん暑いので、2人でハァハァ言いながら、「もう無理」とか言いながらのツアーでした困った


アーグラー城は赤砂岩で出来たお城で、ムガル帝国の全盛期の象徴です!!

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 ↑正面から・・・

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 ↑内部も赤砂岩造り


どの建物もさすがの迫力でしたが、やっぱり目を見張ったのは皆さんもよくご存知の・・・


タージマハルです笑い


全て白大理石で造られたお墓・・・

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ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがこよなく愛した妃ムムターズ・マハルのお墓・・・

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 ↑2人仲良く眠っています

周りには大理石を削って造った彫刻が・・・繊細です

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タージマハルはシャー・ジャハーンがムムターズ・マハルの死を悲しみ、その愛を表現しようと国が傾くぐらいの国力を使って建造しました


そのシャー・ジャハーンは自分のお墓として、タージマハルの対岸に黒いタージを造ろうとしていましたが、結局息子にアーグラー城に幽閉され74歳で亡くなりました・・・

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 ↑アーグラー城内のシャー・ジャハーンが幽閉されてた場所


そこから見えるタージマハル・・・

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何とも悲しい最後だったのでしょうか・・・

彼は最後どんな気持ちだったのでしょうか・・・



建物の素晴らしさだけでなく、一つの時代の物語があるアーグラーとタージマハル、是非また来たい場所です笑い


この旅行で2人が見たいと思った場所(二個目)のタージマハル、ほんまに良かったな~ラブ

at 14:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年05月03日

インドの首都デリーへ

久しぶりの更新・・・


アウランガバードから首都のデリーに移動

寝台電車(約12時間)で行くつもりが、すごい人気で予約が取れずに飛行機で行く事に・・・飛行機

ムンバイ経由のデリー行きで約4時間の空の旅でした!


途中機内食?でクッキーと紅茶が出て、カレー続きの中久しぶりにほっこり♪


あっ、最近カレーばっかなので、そのうち耳の裏からカレー臭が・・・、気をつけろぅ~困った

これがほんまの加齢臭?!
お後がよろしいようで・・・(笑)
これ、だっちょどう??まる


エアインディアに乗ったんですが、機内でインドの映画が流れていて、英語の字幕を必死に読みながら見てたんですが、さすが映画大国インド!!

笑いあり、涙あり、キレイな女優さんあり、急にみんなで歌ったり踊ったりありでめっちゃ面白かったです笑い

是非映画館で一喜一憂するインド人に囲まれて見たかったな~♪


他にも音楽番組(多分最新のヒットチャート)もしてたました

これまたおもろい事に色んなアーティストのPVが流れるんですが、なぜかおんなじPVが2回連続で流れます(笑)

最初は曲長いな~っと思ってたら、同じPVでした・・・

何かすぐ見飽きる感じです(笑)



そんなこんなで、無事デリー空港に着陸

到着は夜10時ぐらい遅かったし、デリーはやっぱ怖いと聞いていたので、空港から市内までどうやって行こうかと不安になっていた時に・・・


たまたまインドで働いていて出張帰りにアウランガバードに行かれていたFさんに声を掛けて頂き、Fさんの会社の快適な車でニューデリー駅の近くの泊まろうとしていたホテルの近くまで送って頂きましたすいません

2人で涙が出るぐらい感謝、感謝でした!!!

Fさんほんまにありがとうございましたウインク


泊まろうとしていたホテルも夜遅かったけど、チェックイン出来て二人で即爆睡・・・ZZZ

次の日はデリーの街をブラついて、世界遺産のフマユーン廟も見れて良い1日でした!

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 ↑フマユーン廟(フマユーンさんのお墓)

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 ↑フマユーンさんが眠ってるとこ 続きを読む

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2009年04月29日

エローラ遺跡へ

二日目は同じ旅行会社でエローラ遺跡のツアーに行きました


エローラ遺跡もアジャンター遺跡と同様に岩を掘って削って造った寺院の遺跡です笑顔



ただ、アジャンター遺跡とは違う点が・・・



何とびっくり?!?!


エローラ遺跡は岩の丘(岩山)を上からコツコツと掘って削って完成させた寺院です拍手

 ↓岩山を上から掘ってます
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外部だけじゃなく内部の彫刻もすばらしく・・・

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寺院は1窟から34窟まであるんですが、特に圧倒されるのは真ん中にある16窟のカイラーサナータ寺院です笑い

カイラーサナータ寺院は完成までに1世紀以上を費やし、当時のインド人の平均寿命が30歳前後やったみたいなので、数世代にも渡る大工事だったとのことです困った

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写真では上手く伝わらないかと思いますが、まず岩山を幅47m*奥行81m*高さ33mにわたって切り開いてる、大きさに圧倒されます!!

そして、彫刻の細かさと岩山の中にすっぽりはまってる姿は言葉に出来ないぐらいの衝撃です!!!


今の時代でも平地に一から建てるとなると何十年もかかりそうな大きさと細かさの寺院を硬い岩山を上から掘り下げて、削って造ったなんて想像も絶する仕事やと思いました・・・落ち込み

インド人の底知れぬパワーを感じました・・・



インドに目が無い智恵ちゃんとえりファも是非次回の渡インドの時は行ってね~まる



今のインド人も多分そのパワーを受け継いでるんやと思うので、旅行者を困らせる事ばっかせずに何か他の事(街の一斉清掃とか埃まみれの道路をきれいに舗装するとか・・・)にそのパワーを使って欲しいな~と思う今日この頃です~(笑)

まぁそのパワーで迫られたら、すぐルピー払っちゃいそうですけどね~(苦笑)




あっ、最近マジメなコメントが多くなってますが、僕も一皮も二皮も(実際ほんまに肩の部分が・・・)剥けていってるんで、今後の成長にも請うご期待を~音符

おねしょばっかしてたら、ヒロT置いて行くで~笑い


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