2009年09月
2009年09月28日
伝統家屋の残る小さな世界遺産の町へ
マラテヤから乗ったミニバスはここバス大国トルコではありえんぐらいのしょぼいバスで、やはり10時間の旅はきつかったです・・・
各バス会社色んなサービスがあるのに、ここはもちろんドリンクサービス等も無く、狭いし暑いしと全然寝れずに首都「アンカラ」に到着、しかもオトガルじゃなく近くの路上にポイって降ろされました
アンカラで何回か利用している大手の快適なバスに乗り換え、また三時間のバスの旅で着いた先は次の目的地「サフランボル」です
サフランボルにはおよそ100年から200年前に建てられた伝統的な民家が残されていて、旧市街は世界遺産にも登録されています
日本の「白川郷」のような感じ
そんなサフランボルの町に少しのんびりしに行って来ました
アンカラを出発したバスはサフランボルのオトガルに到着し、そこからミニバスに乗り換えて約5分で新市街に到着しました
新市街は思っていた伝統家屋はほぼ見られず、普通にビルやお店が並び、車もひっきりなしに走る開けた町でした
その新市街からまたドルムシュという乗り合いバスに乗り換えて旧市街へ
でっかいユネスコの世界遺産ですよ~と書かれた看板を通り過ぎ、旧市街の中心にある「チャルシュ広場」に到着しました
すると、そこはスイスのアルプスの街並みを思い出させるようなかわいらしい建物が並んでいました


宿はせっかくなので伝統家屋に泊まろうと、予約せずに来たので早速宿探しに・・・
ガイド本に載っているホテルの料金は今まで(イスタンブール以外)の料金とは違う高い金額だったので、とりあえず一番安い料金のホテルを訪ねてみました
訪ねたホテルは「Efe Guesthouse」です!!


ここは日本語を話せる宮沢りえ似のヤスミンさんがいるホテルとして有名で、早速ヤスミンさんが流暢な日本語で部屋を紹介してくれました
思っていた値段よりも安く、部屋もとても気に入ったので即チェックイン!!
サフランボルののんびり滞在がいい感じのホテルでスタートしました
サフランボルの旧市街の町は徒歩でもすぐに回れる程の広さしかないので、毎日ウロウロする度に地元の町内を歩いてるような感覚でした
有名な観光地なので、観光客目当てのちょっとしたバザールはありますが、店員さんらが全然他の街の人達と比べてとても感じがいいです
いい意味で観光客慣れしてない!!


伝統家屋も何件かはちょっとした博物館として開放されており、昔の生活ぶりを垣間見る事が出来ます!
一軒紹介します!
「カイマカムラル・エヴィ」という昔のサフランボル兵舎長の家屋です!!


内部には人形を使って、昔の生活ぶりを再現しています!!


面白かったのがお風呂で、タンス(収納)の扉を開けると中にお風呂がある造りになっていました(笑)

絶対入りにくいですよね~(笑)
近郊のツアーなどもありましたが、サフランボルの町があまりにも静かで居心地が良く、トルコの旅も残りわずかってこともあり、滞在した3日間はどこも行かずに旧市街だけを満喫しました


↑町にある丘からの景色です!
ちなみに、ヤスミンさんは本当に宮沢りえそっくり(ヤスミンさんのお母さんもそっくり
)のかわいい方で、いっぱいしゃべりたかったんですが今妊娠中でツワリが酷く、辛そうにほとんど休んでおられました

少し残念・・・
でも、代わりに優しいご主人さんとかわいい長男のEfe君(ホテルの名前はここから来ています!)がかまってくれて、とても楽しい滞在でした
また行く事があれば、絶対ここに泊まろうと思います

各バス会社色んなサービスがあるのに、ここはもちろんドリンクサービス等も無く、狭いし暑いしと全然寝れずに首都「アンカラ」に到着、しかもオトガルじゃなく近くの路上にポイって降ろされました

アンカラで何回か利用している大手の快適なバスに乗り換え、また三時間のバスの旅で着いた先は次の目的地「サフランボル」です

サフランボルにはおよそ100年から200年前に建てられた伝統的な民家が残されていて、旧市街は世界遺産にも登録されています

日本の「白川郷」のような感じ

そんなサフランボルの町に少しのんびりしに行って来ました

アンカラを出発したバスはサフランボルのオトガルに到着し、そこからミニバスに乗り換えて約5分で新市街に到着しました

新市街は思っていた伝統家屋はほぼ見られず、普通にビルやお店が並び、車もひっきりなしに走る開けた町でした

その新市街からまたドルムシュという乗り合いバスに乗り換えて旧市街へ
でっかいユネスコの世界遺産ですよ~と書かれた看板を通り過ぎ、旧市街の中心にある「チャルシュ広場」に到着しました

すると、そこはスイスのアルプスの街並みを思い出させるようなかわいらしい建物が並んでいました



宿はせっかくなので伝統家屋に泊まろうと、予約せずに来たので早速宿探しに・・・

ガイド本に載っているホテルの料金は今まで(イスタンブール以外)の料金とは違う高い金額だったので、とりあえず一番安い料金のホテルを訪ねてみました

訪ねたホテルは「Efe Guesthouse」です!!


ここは日本語を話せる宮沢りえ似のヤスミンさんがいるホテルとして有名で、早速ヤスミンさんが流暢な日本語で部屋を紹介してくれました

思っていた値段よりも安く、部屋もとても気に入ったので即チェックイン!!
サフランボルののんびり滞在がいい感じのホテルでスタートしました

サフランボルの旧市街の町は徒歩でもすぐに回れる程の広さしかないので、毎日ウロウロする度に地元の町内を歩いてるような感覚でした

有名な観光地なので、観光客目当てのちょっとしたバザールはありますが、店員さんらが全然他の街の人達と比べてとても感じがいいです

いい意味で観光客慣れしてない!!


伝統家屋も何件かはちょっとした博物館として開放されており、昔の生活ぶりを垣間見る事が出来ます!
一軒紹介します!
「カイマカムラル・エヴィ」という昔のサフランボル兵舎長の家屋です!!


内部には人形を使って、昔の生活ぶりを再現しています!!


面白かったのがお風呂で、タンス(収納)の扉を開けると中にお風呂がある造りになっていました(笑)

絶対入りにくいですよね~(笑)
近郊のツアーなどもありましたが、サフランボルの町があまりにも静かで居心地が良く、トルコの旅も残りわずかってこともあり、滞在した3日間はどこも行かずに旧市街だけを満喫しました



↑町にある丘からの景色です!
ちなみに、ヤスミンさんは本当に宮沢りえそっくり(ヤスミンさんのお母さんもそっくり



少し残念・・・
でも、代わりに優しいご主人さんとかわいい長男のEfe君(ホテルの名前はここから来ています!)がかまってくれて、とても楽しい滞在でした

また行く事があれば、絶対ここに泊まろうと思います

2009年09月26日
山頂にある不思議な神々の像を見に・・・2日目!!
次の日は朝日を見る為に、5時起きです
まだ真っ暗の中、ワゴンに乗り込み遺跡へ

↑月と左下に見えるのは遺跡とお墓の影です!
早朝なのに(僕達以外は近郊の街から日帰りツアーできているので、多分深夜1時か2時発です)、もうすでにいっぱい人が集まっていました
そして、朝6時頃には徐々に周りが明るくなってきます

神像達にも日の光でだんだんと命が吹き込まれていきます


でも、まだ太陽は登ってきません
空もほぼ明るくなり、しばらくすると見たこと無いきれいな赤色の太陽が昇って来ました


色んな日の出を見てきましたが、こんなにきれいな色の太陽を見たのは初めてでした
日の入りと日の出とどちらにも大満足してホテルに帰り、朝食を頂いてからまた3時間山道に揺られながらマラテヤに帰りました
マラテヤの公園にはケマルさんがいて、感謝と共にがっつり握手をしてツアーが終了しました
ネムルトダーゥはトルコに来たら、絶対見逃せない場所ですよ
一緒にツアーに行ったスイスから自転車で旅をしているというすごいスイス人カップルとも別れを告げて、少しマラテヤの街を散策しました
マラテヤの街はアンズが有名でいろんなところにアンズのドライフルーツが売っています
一軒のお店によって少し買おうとしたら、少量だったせいかサービスでくれました
本当にトルコの人はいい人が多いです
特に観光客慣れしていないような街や地域ではすごく優しくしてくれます
少しブラブラした後、次の目的地に行く為にマラテヤのオトガルへ
オトガルに付いて何十社もあるバス会社に次の目的地のチケットを買いに行きました
が、ここで問題が・・・
以前紹介したラマザン明けの祝日シュケル・バイラム明けでどこのバスもいっぱいで全然チケットがありませんでした
結局どこに行こうか迷った挙句、何とか購入したバスのチケットは夜中11時発でした
しかも、今まで乗っていたバスより明らかに小さいミニバスの会社でした・・・
オトガルに着いたのが昼の2時前だったので、それから約9時間オトガルにいることに・・・
オトガルは郊外にあるので周りには何も無く、ネットもつながる訳も無く、2人でぼーっとしていると、いろんなトルコ人が話しかけて来ます
子供から学生からおじさんまで・・・
話しかけて来てくれるのに英語がほとんど話せないので、ガイド本に載ってるトルコ語を駆使して、伝わってるのか伝わってないのかわからないまま会話をしていると、何だか楽しい気分になって来ます
本当にトルコの人達はフレンドリーです
そうこうしているうちに、やっと買えたチケットのバスが来て、乗車しました
が、乗ったバスは予想以上に小さく、今まで乗ったバスの中で一番ちっちゃいバスでした
あ~、こんな狭いバスに夜行で10時間は辛いな・・・

まだ真っ暗の中、ワゴンに乗り込み遺跡へ

↑月と左下に見えるのは遺跡とお墓の影です!
早朝なのに(僕達以外は近郊の街から日帰りツアーできているので、多分深夜1時か2時発です)、もうすでにいっぱい人が集まっていました

そして、朝6時頃には徐々に周りが明るくなってきます


神像達にも日の光でだんだんと命が吹き込まれていきます



でも、まだ太陽は登ってきません

空もほぼ明るくなり、しばらくすると見たこと無いきれいな赤色の太陽が昇って来ました



色んな日の出を見てきましたが、こんなにきれいな色の太陽を見たのは初めてでした

日の入りと日の出とどちらにも大満足してホテルに帰り、朝食を頂いてからまた3時間山道に揺られながらマラテヤに帰りました

マラテヤの公園にはケマルさんがいて、感謝と共にがっつり握手をしてツアーが終了しました

ネムルトダーゥはトルコに来たら、絶対見逃せない場所ですよ

一緒にツアーに行ったスイスから自転車で旅をしているというすごいスイス人カップルとも別れを告げて、少しマラテヤの街を散策しました

マラテヤの街はアンズが有名でいろんなところにアンズのドライフルーツが売っています

一軒のお店によって少し買おうとしたら、少量だったせいかサービスでくれました

本当にトルコの人はいい人が多いです

特に観光客慣れしていないような街や地域ではすごく優しくしてくれます

少しブラブラした後、次の目的地に行く為にマラテヤのオトガルへ
オトガルに付いて何十社もあるバス会社に次の目的地のチケットを買いに行きました

が、ここで問題が・・・
以前紹介したラマザン明けの祝日シュケル・バイラム明けでどこのバスもいっぱいで全然チケットがありませんでした

結局どこに行こうか迷った挙句、何とか購入したバスのチケットは夜中11時発でした

しかも、今まで乗っていたバスより明らかに小さいミニバスの会社でした・・・

オトガルに着いたのが昼の2時前だったので、それから約9時間オトガルにいることに・・・

オトガルは郊外にあるので周りには何も無く、ネットもつながる訳も無く、2人でぼーっとしていると、いろんなトルコ人が話しかけて来ます

子供から学生からおじさんまで・・・
話しかけて来てくれるのに英語がほとんど話せないので、ガイド本に載ってるトルコ語を駆使して、伝わってるのか伝わってないのかわからないまま会話をしていると、何だか楽しい気分になって来ます

本当にトルコの人達はフレンドリーです

そうこうしているうちに、やっと買えたチケットのバスが来て、乗車しました

が、乗ったバスは予想以上に小さく、今まで乗ったバスの中で一番ちっちゃいバスでした

あ~、こんな狭いバスに夜行で10時間は辛いな・・・
2009年09月25日
山頂にある不思議な神々の像を見に・・・1日目!
カッパドキアのギョレメ村から「カイセリ」という街を経由して、「マラテヤ」という街に向かいました
マラテヤに来たのはここから一泊二日のツアーで「ネムルトダーゥ」という遺跡に向かうためです
ネムルトダーゥへはもう少し南側にある「キャフタ」や「アドゥヤマン」といった街からのツアーが有名ですが、このマラテヤからのツアーも効率よく行けるので便利です!!
バスで所要8時間、マラテヤに到着したのが夕方の7時前で、それからツアーを予約しにTourist Informationへ向かいました
が、県庁裏の公園内にあったTourist Informationは残念ながらこの日は閉まっていて、次の日の朝に行く事にして、近くのホテルに一泊しました
次の日の朝9時に行ってみると、昔(映画「コンエアー」時代)のニコラス・ケイジを思わせる髪型のどっから見ても怪しそうなおじさんが声を掛けてきました
しかも、喉を痛めていて、ガラガラ声で・・・(笑)
もちろん最初無視していましたが、どうやらこの人が探していたTourist Informationのケマルさんだったみたいで、かなり不安のままツアーの説明を聞いて、いちおガイド本に載っていた内容と一緒だったなのでその場で予約
ケマルさんは結局ツアー代に含まれていない遺跡の入場料もサービスで入れてくれて、とてもいい人でした
ツアーは昼の12時集合だったので一旦ホテルに帰り荷物を整理してからチェックアウトして、再び公園に集合しました
最初2人だけだと思っていたツアーもスイス人のカップルもいて、連日行っているという運転手さんと5人でワゴン車に乗って遺跡ツアーにスタート
ネムルトダーゥの遺跡は標高2150mの「ネムルト山」という山の頂上にあって、それ以外は何も無いような山の中にあります
僕達を乗せたワゴン車は約3時間、舗装されているようでされていないような、牛が普通に歩いてるガタガタの山道を登って行きました
その山道は今まで経験した山道の中で一番と言える程のくねくねした道でしたが、すごい広大な景色が広がっている道で、車内に流れるトルコ音楽と相まって、これから行く神秘の遺跡への気持ちを高めてくれました


まず最初に到着したのは遺跡の入口のすぐ横にあるこの日お世話になるホテルです!

↑お世話になったホテル!名前は・・・何だっけ?忘れちゃった(笑)
ネムルト山の頂上付近はこのホテルと見逃してしまいそうな感じの入場チケット売り場以外何の建物も無い場所でした(笑)
ホテルに荷物を置き、少し休憩してから再びワゴン車に乗り、いよいよ遺跡へ
神像があるネムルト山はここら一帯では一番高い山で、そこから遠く見えるユーフラテス川のある景色は言葉を失うぐらいの素晴らしさでした


そんな素晴らしい景色の広がる場所にあるネムルトダーゥの遺跡は、この地方を支配していたコンマゲネ王国の王アンティオコス1世の墳墓で、世界遺産にも登録されている巨大な神像があります
しかも、その神像は地震の為首が転げ落ちていて、まるで地面から神々の首が生えているかのように見えます
その神秘的な光景が、こちら・・・

↑全部石なので写真ではわかりにくいですが、山のように見えてるのがお墓で、その中腹に身体、麓に首が横たわっています!
こちらは東側の神像です!!

この神像は真ん中の岩のかけらを積もって造ったアンティオコス1世のお墓で隔てられて、西と東にあります!
なので、ツアーも日の入りの時は西側、日の出の時は東側をメインに見るようになっています!!
ちなみに、西の神像と東の神像の行き来はすぐに出来ちゃいます
初日は、時間と共に夕日に染まって、表情を変えていく西側の神像をたっぷり堪能しました

↑西側の神像の首は散らばって立っていて、より神秘的な雰囲気を醸し出しています?!

神々が何千年もこの山から沈み行く太陽を見ている姿を思うと、とても神々しく見えてきます

↑夕日と共にだんだん赤く染まっていく神々達

↑ゼウス神の像!何千年も何を思って、どこを見つめているのでしょうか?
この日は天気もよく夕日もとてもきれいでした


↑左:遠く山頂に沈む夕日 右:赤く染まるユーフラテス川
日が沈みホテルに戻ってみんなでディナーを頂き、食べ終わった時にはあたりは真っ暗に・・・
外に出てみると、モロッコの砂漠で見えたぐらいの満天の星と大きい流れ星が
遺跡近くに一軒しか無いホテルには一緒にツアーに参加していたスイス人カップル以外にも個人で車で来ていたアメリカ人の老夫婦やイタリア人のカップルがいて、食後はみんなでチャイを飲みながら色んな話しをしました
ホテルのスタッフの方達もとてもいい人達で、果物なんかも出してくれて、みんなで語らった夜はとてもいい思い出になりました
しかも、途中トルコ人のスタッフさんが熱く今のトルコの現状を語る場面も・・・
ひとしきり盛り上がった後、次の日の早起きに備えて早目に就寝

マラテヤに来たのはここから一泊二日のツアーで「ネムルトダーゥ」という遺跡に向かうためです

ネムルトダーゥへはもう少し南側にある「キャフタ」や「アドゥヤマン」といった街からのツアーが有名ですが、このマラテヤからのツアーも効率よく行けるので便利です!!
バスで所要8時間、マラテヤに到着したのが夕方の7時前で、それからツアーを予約しにTourist Informationへ向かいました

が、県庁裏の公園内にあったTourist Informationは残念ながらこの日は閉まっていて、次の日の朝に行く事にして、近くのホテルに一泊しました

次の日の朝9時に行ってみると、昔(映画「コンエアー」時代)のニコラス・ケイジを思わせる髪型のどっから見ても怪しそうなおじさんが声を掛けてきました

しかも、喉を痛めていて、ガラガラ声で・・・(笑)
もちろん最初無視していましたが、どうやらこの人が探していたTourist Informationのケマルさんだったみたいで、かなり不安のままツアーの説明を聞いて、いちおガイド本に載っていた内容と一緒だったなのでその場で予約

ケマルさんは結局ツアー代に含まれていない遺跡の入場料もサービスで入れてくれて、とてもいい人でした

ツアーは昼の12時集合だったので一旦ホテルに帰り荷物を整理してからチェックアウトして、再び公園に集合しました

最初2人だけだと思っていたツアーもスイス人のカップルもいて、連日行っているという運転手さんと5人でワゴン車に乗って遺跡ツアーにスタート

ネムルトダーゥの遺跡は標高2150mの「ネムルト山」という山の頂上にあって、それ以外は何も無いような山の中にあります

僕達を乗せたワゴン車は約3時間、舗装されているようでされていないような、牛が普通に歩いてるガタガタの山道を登って行きました

その山道は今まで経験した山道の中で一番と言える程のくねくねした道でしたが、すごい広大な景色が広がっている道で、車内に流れるトルコ音楽と相まって、これから行く神秘の遺跡への気持ちを高めてくれました



まず最初に到着したのは遺跡の入口のすぐ横にあるこの日お世話になるホテルです!

↑お世話になったホテル!名前は・・・何だっけ?忘れちゃった(笑)
ネムルト山の頂上付近はこのホテルと見逃してしまいそうな感じの入場チケット売り場以外何の建物も無い場所でした(笑)
ホテルに荷物を置き、少し休憩してから再びワゴン車に乗り、いよいよ遺跡へ
神像があるネムルト山はここら一帯では一番高い山で、そこから遠く見えるユーフラテス川のある景色は言葉を失うぐらいの素晴らしさでした



そんな素晴らしい景色の広がる場所にあるネムルトダーゥの遺跡は、この地方を支配していたコンマゲネ王国の王アンティオコス1世の墳墓で、世界遺産にも登録されている巨大な神像があります

しかも、その神像は地震の為首が転げ落ちていて、まるで地面から神々の首が生えているかのように見えます

その神秘的な光景が、こちら・・・

↑全部石なので写真ではわかりにくいですが、山のように見えてるのがお墓で、その中腹に身体、麓に首が横たわっています!
こちらは東側の神像です!!

この神像は真ん中の岩のかけらを積もって造ったアンティオコス1世のお墓で隔てられて、西と東にあります!
なので、ツアーも日の入りの時は西側、日の出の時は東側をメインに見るようになっています!!
ちなみに、西の神像と東の神像の行き来はすぐに出来ちゃいます

初日は、時間と共に夕日に染まって、表情を変えていく西側の神像をたっぷり堪能しました


↑西側の神像の首は散らばって立っていて、より神秘的な雰囲気を醸し出しています?!

神々が何千年もこの山から沈み行く太陽を見ている姿を思うと、とても神々しく見えてきます


↑夕日と共にだんだん赤く染まっていく神々達

↑ゼウス神の像!何千年も何を思って、どこを見つめているのでしょうか?
この日は天気もよく夕日もとてもきれいでした



↑左:遠く山頂に沈む夕日 右:赤く染まるユーフラテス川
日が沈みホテルに戻ってみんなでディナーを頂き、食べ終わった時にはあたりは真っ暗に・・・
外に出てみると、モロッコの砂漠で見えたぐらいの満天の星と大きい流れ星が

遺跡近くに一軒しか無いホテルには一緒にツアーに参加していたスイス人カップル以外にも個人で車で来ていたアメリカ人の老夫婦やイタリア人のカップルがいて、食後はみんなでチャイを飲みながら色んな話しをしました

ホテルのスタッフの方達もとてもいい人達で、果物なんかも出してくれて、みんなで語らった夜はとてもいい思い出になりました

しかも、途中トルコ人のスタッフさんが熱く今のトルコの現状を語る場面も・・・

ひとしきり盛り上がった後、次の日の早起きに備えて早目に就寝

2009年09月23日
イロトリドリの風船とグリーンツアー参加♪
カッパドキア滞在3日目は早朝からホテルの裏の丘に登りました
朝日と共に空に広がる色んな色の風船を見に・・・

↑飛び立つ前の気球を膨らませている時です!暗い所に炎で光る気球がきれいでした
カッパドキア観光で有名なバルーンツアーです
早朝約1時間か1時間半の気球による空の旅で空から奇岩群を見渡す事が出来ます
僕達は残念ながら予算の都合上(やっぱりけっこう高いんですよね・・・)乗れませんでしたが、丘から見た奇岩が広がるカッパドキアの空に上がる気球はとてもファンタジーの世界でした


気球に乗った人達曰く、すごく良かったみたいなので、是非ともカッパドキアに来た際は乗ってみて下さい!!
この日は早朝から素晴らしい景色を見てテンションも上がり、そのまま予定していたグリーンツアーに参加しました
ここギョレメ村には、今までに行ったウチヒサルやパシャバー地区等の近郊をまわるレッドツアーと少し遠出するグリーンツアーがあります!
なぜレッドとグリーンなのかはなぞです(笑)
朝9:30にホテルを出発し、オトガルでガイドさん付きのバスに乗り換え、最初の目的地へ
まず向かったのは、ギョレメパノラマと呼ばれるギョレメ一帯の奇岩群を見渡せる場所です
ここはちょうど、初日にトレッキングしたピジョン・バレーというコースを見渡す場所でした!
ここでガイドさんがどうして奇岩が出来たのかの説明があり、次の目的地へ
約30分バスを走らせ、着いた場所は「デリンクユの地下都市」です
この地下都市はアリの巣のように色んな部屋を造りながら地下に延びていて、地下8階まで見学可能でした
紀元前から使用されていたこの地下都市には、住居はもちろん礼拝堂や学校の教室、厨房やワイナリーまであり、4万人が住んでいたと言われています

↑こんな部屋が無数にあって、本当にアリの巣のでかい番みたいな感じです(笑)

本当にアリの巣に迷い込んだような感じで、通路や階段はところどころ中腰で通らんといけないぐらいの大きさでした
背の高い欧米人はよく頭を打ってました(笑)
通路も階段も人一人がやっと通れるぐらいなので、色んな所で大渋滞がおきてました!
昔住んでいた人達は住みにくかったやろうな~
この地下都市は一時はアラブ人から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいたのではないかとも言われていて、ところどころに敵の侵入に備えた丸い石の扉がありました

↑インディー・ジョーンズの映画とかに出てきそうな感じですよね(笑)
ガイドさんの説明を聞きながら、約1時間ばかり蟻んこのようにグルグルまわってから、地下都市見学が終了!
中腰移動ばっかで若干腰を痛めながらも(笑)、次の目的地「ウフララ渓谷」へ
ここもまたすごくて、全長12km崖の高さ100mという渓谷に5000もの住居と105の教会などが残されている渓谷で、約4kmほどをトレッキングしながら何箇所かの教会を見てまわれます

教会内には少しフレスコ画が残されていて、以前インドで見たアジャンタ遺跡を思い出しました


トレッキングコースは両サイドを渓谷の崖に囲まれた大自然の中、岩を乗り越えたりする道のりでとても気持ちがいいコースでした


約一時間半掛けてのトレッキングを終え、小川のそばのレストランでランチタイム
ランチ後再びバスに乗り、スターウォーズの撮影にも使われた遺跡に向かいました

↑断崖に無数の住居や教会が掘られて造られています!
ここは中も見学することが出来、驚くぐらいの素晴らしい遺跡でした


スターウォーズの戦闘シーンが目に浮かびます!!エピソード・・・?何やろ??
ここを最後に観光スポットは終わり、最後にツアーのお約束でもあるトルコ石とか置いてる宝石屋さんに連れて行かれ(笑)、グリーンツアーの終了となりました
この日は地下に潜ったり、大自然を散歩したり、大好きな映画の世界に入れたりと大満足の一日でした
カッパドキアはどこに行っても楽しいし、どこの景色もきれいなので、もっと長居すれば良かったな~と思いました
お世話になったペンションもそんな思いでカッパドキアに魅せられた日本人のかよこさんがいて、色々相談にのってもらって助かりました
ペンションでは久しぶりにしょう油味の野菜炒めやお茶漬けなんかもさらっといけちゃったりして(笑)、とても美味しかったです
カッパドキアに行く際は「Travellers cave pension」オススメですよ!!

朝日と共に空に広がる色んな色の風船を見に・・・

↑飛び立つ前の気球を膨らませている時です!暗い所に炎で光る気球がきれいでした

カッパドキア観光で有名なバルーンツアーです

早朝約1時間か1時間半の気球による空の旅で空から奇岩群を見渡す事が出来ます

僕達は残念ながら予算の都合上(やっぱりけっこう高いんですよね・・・)乗れませんでしたが、丘から見た奇岩が広がるカッパドキアの空に上がる気球はとてもファンタジーの世界でした



気球に乗った人達曰く、すごく良かったみたいなので、是非ともカッパドキアに来た際は乗ってみて下さい!!
この日は早朝から素晴らしい景色を見てテンションも上がり、そのまま予定していたグリーンツアーに参加しました

ここギョレメ村には、今までに行ったウチヒサルやパシャバー地区等の近郊をまわるレッドツアーと少し遠出するグリーンツアーがあります!
なぜレッドとグリーンなのかはなぞです(笑)
朝9:30にホテルを出発し、オトガルでガイドさん付きのバスに乗り換え、最初の目的地へ
まず向かったのは、ギョレメパノラマと呼ばれるギョレメ一帯の奇岩群を見渡せる場所です

ここはちょうど、初日にトレッキングしたピジョン・バレーというコースを見渡す場所でした!
ここでガイドさんがどうして奇岩が出来たのかの説明があり、次の目的地へ
約30分バスを走らせ、着いた場所は「デリンクユの地下都市」です

この地下都市はアリの巣のように色んな部屋を造りながら地下に延びていて、地下8階まで見学可能でした

紀元前から使用されていたこの地下都市には、住居はもちろん礼拝堂や学校の教室、厨房やワイナリーまであり、4万人が住んでいたと言われています


↑こんな部屋が無数にあって、本当にアリの巣のでかい番みたいな感じです(笑)

本当にアリの巣に迷い込んだような感じで、通路や階段はところどころ中腰で通らんといけないぐらいの大きさでした

背の高い欧米人はよく頭を打ってました(笑)
通路も階段も人一人がやっと通れるぐらいなので、色んな所で大渋滞がおきてました!
昔住んでいた人達は住みにくかったやろうな~
この地下都市は一時はアラブ人から逃れたキリスト教徒が隠れ住んでいたのではないかとも言われていて、ところどころに敵の侵入に備えた丸い石の扉がありました


↑インディー・ジョーンズの映画とかに出てきそうな感じですよね(笑)
ガイドさんの説明を聞きながら、約1時間ばかり蟻んこのようにグルグルまわってから、地下都市見学が終了!
中腰移動ばっかで若干腰を痛めながらも(笑)、次の目的地「ウフララ渓谷」へ
ここもまたすごくて、全長12km崖の高さ100mという渓谷に5000もの住居と105の教会などが残されている渓谷で、約4kmほどをトレッキングしながら何箇所かの教会を見てまわれます


教会内には少しフレスコ画が残されていて、以前インドで見たアジャンタ遺跡を思い出しました



トレッキングコースは両サイドを渓谷の崖に囲まれた大自然の中、岩を乗り越えたりする道のりでとても気持ちがいいコースでした



約一時間半掛けてのトレッキングを終え、小川のそばのレストランでランチタイム

ランチ後再びバスに乗り、スターウォーズの撮影にも使われた遺跡に向かいました


↑断崖に無数の住居や教会が掘られて造られています!
ここは中も見学することが出来、驚くぐらいの素晴らしい遺跡でした



スターウォーズの戦闘シーンが目に浮かびます!!エピソード・・・?何やろ??
ここを最後に観光スポットは終わり、最後にツアーのお約束でもあるトルコ石とか置いてる宝石屋さんに連れて行かれ(笑)、グリーンツアーの終了となりました

この日は地下に潜ったり、大自然を散歩したり、大好きな映画の世界に入れたりと大満足の一日でした

カッパドキアはどこに行っても楽しいし、どこの景色もきれいなので、もっと長居すれば良かったな~と思いました

お世話になったペンションもそんな思いでカッパドキアに魅せられた日本人のかよこさんがいて、色々相談にのってもらって助かりました

ペンションでは久しぶりにしょう油味の野菜炒めやお茶漬けなんかもさらっといけちゃったりして(笑)、とても美味しかったです

カッパドキアに行く際は「Travellers cave pension」オススメですよ!!
2009年09月22日
巨大なキノコが生えてました~!!
2日目は滞在中のギョレメから約6㌔離れた場所にあるパシャバーという場所に行って見ました
パシャバーは昔修道士が住んでいた地区で、ここには他の地域とは変わった岩があります
どんな岩かと言いますと・・・


パシャバー地区一帯にこんな巨大なキノコ・・・、というかしめじがいっぱい生えています(笑)

とてもかわいい景色ですよね~
特に有名なのは3本のしめじのような岩です!
こんな感じ・・・


自然が造り出す景観にはほんとうに驚かされ、時にはとてもあったかい気持ちにもしてくれます
そんなパシャバー地区をゆっくり見学した後、ギョレメに帰り少し早い夕食をいたただきました
この日いただいたのは、カッパドキア名物の「テスティ・ケバブ」という食べ物で小さい土器の壺に野菜や肉を入れて壺ごと炭焼きし、出来上がったら壺を割って食べるトルコ料理です

↑味も濃厚でボリューム満点でした!ご飯が進む♪進む♪(笑)
じっくり煮込まれていて、とても美味しかったです
ディナーも満足し、泊まっているホテルの裏の丘に登り、夕日を見ることに
ホテル自体がけっこう丘の上の方にあるので、少し裏の丘を登っただけでギョレメの村が一望出来、前日行ったウチヒサルも遠くに見ることが出来ます
そんな丘からの夕日はとても素晴らしかったです
こんな感じ・・・

夕日が当たるとピンク色に見える「ローズバレー」もきれいに見えてました

この日の夕日はまるで、これからの新しい一年を祝福してくれてるかのようでした
巨大なしめじにきれいな夕日と神様から最高のプレゼントを貰えた誕生日でした

パシャバーは昔修道士が住んでいた地区で、ここには他の地域とは変わった岩があります

どんな岩かと言いますと・・・


パシャバー地区一帯にこんな巨大なキノコ・・・、というかしめじがいっぱい生えています(笑)


とてもかわいい景色ですよね~

特に有名なのは3本のしめじのような岩です!
こんな感じ・・・


自然が造り出す景観にはほんとうに驚かされ、時にはとてもあったかい気持ちにもしてくれます

そんなパシャバー地区をゆっくり見学した後、ギョレメに帰り少し早い夕食をいたただきました

この日いただいたのは、カッパドキア名物の「テスティ・ケバブ」という食べ物で小さい土器の壺に野菜や肉を入れて壺ごと炭焼きし、出来上がったら壺を割って食べるトルコ料理です


↑味も濃厚でボリューム満点でした!ご飯が進む♪進む♪(笑)
じっくり煮込まれていて、とても美味しかったです

ディナーも満足し、泊まっているホテルの裏の丘に登り、夕日を見ることに

ホテル自体がけっこう丘の上の方にあるので、少し裏の丘を登っただけでギョレメの村が一望出来、前日行ったウチヒサルも遠くに見ることが出来ます

そんな丘からの夕日はとても素晴らしかったです

こんな感じ・・・


夕日が当たるとピンク色に見える「ローズバレー」もきれいに見えてました


この日の夕日はまるで、これからの新しい一年を祝福してくれてるかのようでした

巨大なしめじにきれいな夕日と神様から最高のプレゼントを貰えた誕生日でした
