2010年02月18日

ウルルツアー最終日♪

ウルルツアー最終日も早起きです


まだ辺りが薄暗い中ベースキャンプを出発し、この日のメインになる「キングスキャニオン」に到着!


キングスキャニオンはオーストラリア有数の大渓谷で、切り立った崖の高さは最高270mにもなります

しかもここは、あの、あの有名な「世界の中心で、愛を叫ぶ」の中のクライマックスに出てきた場所でもあります


約3~4時間掛けて一周する「キングスキャニオン・ウォーク」と呼ばれるコースをみんなで歩きました



まずは渓谷の一番上まで一気に登って行きました

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 ↑ほぼ登山やん?!って言うぐらいの整備されてない急勾配を登っていきます
  右:ちょっとA子さん疲れすぎちゃう?罰ゲームみたいになってますよ~(笑)



ここで紹介!


みんなが顔だけ覆ってるネット(右の写真で先頭のA子さんが被ってる黒いやつ)は、実はハエ除けのネットです


アリススプリングもそうですが、エアーズロック周辺は大、大、大ハエ祭りって言うぐらいちっちゃいハエがいてて、あいつらしょーもない事にすぐ顔とか鼻の中とか服とかにくっついてきます


そんなしょーもないハエ達を顔だけでも避けようとネットが売ってました(笑)


ちょーハエ嫌いの僕ですがネットは買わず、ひたすら我慢・・・

もう二度とエアーズロックには行きませんね~、行くならハエ退治スプレーを大量に持って全滅させる勢いで行きます(笑)


今思えばネット買えば良かったやん!って思いますが・・・

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 ↑北欧美人モデル使用中のハエ除けネット!650円ぐらい?どう??
  ネットとか背中とかに黒い粒みたいに見えるんが、全部ハエです・・・



約30分ぐらい登り道を登り、ようやく頂上付近に到着!


しばらくすると、朝日が昇ってきました

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そこからは渓谷の頂上部分をいろんな表情に変化する景色を楽しみながら歩いていきました!

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長年の風化により岩肌は様々な表情を見せ、見た事も無い幹をした植物等が生えており、とても神秘的な場所でした

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 ↑左:何層も重なり合ったように見える岩肌?!右:こんな状態の幹でもちゃんと先には葉が生えてる、すごい生命力を感じた木でした!!


時折ボブ(ガイドさん)の周りに集まり、ここ特有の植物とかの説明を聞きました

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渓谷なので、頂上から見る景色も格別にすごかったです

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渓谷の奥の方には湖もあって、欧米人は優雅に泳いでいました~

どんな怪獣が住んでるかもわからない湖を・・・

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 ↑プチメモ:右の写真の手前のビキニのお姉さんは元熊本県の高校の英語の先生で、日本語ペラペラのめっちゃいい人でした(笑)


そこからまた上に登り、いよいよクライマックスに近付いて行きます


クライマックスと言えば、せかちゅうに出てきたあれを叫ぶところですよね~(笑)



映画もドラマもうる覚えやったので、全然場面が思い浮かばずに大体この辺ちゃうん?って思ってると、心優しい親子が教えてくれました

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まさに、「お兄ちゃん!愛はあそこで叫ぶんだよ~!!」って言うてますね~(笑)

多分お父さんは「息子や~、お父さんも昔はよくあそこで叫んだもんだ~!そして、崖の向こう側にいたお母さんと出会い、お前ができたんだよ~!」って絶対言うてますね~(笑)


そんなショートコントを見つつ、指差して教えてくれてる先の崖っぷちで、思いっきり叫んでやりました!!!






「ハエなんか、いなくなっちまえ~!!」



と、ほんまは叫びたかったんですが、遠路はるばるここまで来て叫ぶ事でも無いので、ちゃんと「愛」を叫んどきました

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こだまするぐらいでっかい自分の叫びを聞き、すっきりした気分で残りを歩き、下山しました

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 ↑下山前に、チームジャパンとコーリアンのかわいらしい女の子とイタリアンのイケメンとフランス人のきれいな女の子と記念撮影



下山してからは途中子供のラクダのいた牧場で休憩しつつ、アリススプリングに向けてひたすら走りました

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 ↑今までいっぱいラクダを見てきましたが、ここに来て初の子ラクダ



夕方4時頃アリススプリングのホステルに到着!


この日のディナーは一緒にツアーに行った日本人メンバー5人で、Yジさん特製の親子丼をいただきました

もちろん冷たいビールも一緒に~

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腹がはち切れるんじゃないかと思うぐらい腹いっぱい食べて、2泊3日のウルルツアーが終了しました


僕達だけホステルが違ったので、もう遅かったので20分程離れたとこにあるホステルに戻りました!



後で聞いた話しですが、他のメンバーは一緒にツアーに行ってたエストニア人のEルキーとみんなで卓球したみたいです・・・


いいな~!、Yマくんまたやろ~ぜ~



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ウルルツアー2日目♪

ツアー2日目は鬼の4時半起きです・・・


昨晩、外で寝てたので蚊の襲撃もあり全然寝れずに、朝寝袋&マットを片付け、こんな時間に食べた事無いわ~って言うぐらいの時間に朝ご飯を食べて、2日目がスタートです



頑張って朝早く起きて向かったのは、エアーズロックのサンライズです

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薄っすら見えていたエアーズロックがだんだん太陽の光を浴びて、くっきり存在感を現してきます!

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最初は美味しそうな(笑)、チョコレートのような色に染まり・・・

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そして、燃えてるかのように赤く染まり・・・

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最後に今日も生まれてきましたよ~!って感じで、見慣れたオレンジ色に変わります(笑)

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前日見たサンセットと違う場所からの角度なので、エアーズロックの形が変わってるのがわかりましたか~??


以上、エアーズロックの7変化でした~

写真で見ると、び・・・微妙な変化でしたね(笑)



日が昇りきったところで、いよいよエアーズロックの近くまで行きました


間近で見るエアーズロックは予想以上にデカくて、これが一枚の岩であることが信じられませんでした・・・



しかもただの岩の塊って感じではなく、教会やモスクにあるようなどこか憂いを帯びた神々しい雰囲気がしており、ここが長年アボリジニーの聖地である事を再確認させられます


エアーズロックには1ヶ所だけ登れるとこがあって、けっこう上まで登れるそうです

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 ↑白く線のように見えるとこに鉄の杭が打たれていて手摺りになっています。それに沿って登って行くみたいです!


アボリジニーの人達は決して登らないし、観光客が登るのも快く思ってないそうです・・・


当初登る気満々でしたが、登ること自体考えさせられました

ちょうどこの日は気温のせいか登山口が閉鎖されていて、誰も登れないようになっていましたが・・・



エアーズロックは今からおよそ5億5000万年前に地殻変動で地上に現れ、その後何回も起こった地殻変動によって約7000万年程前に今の形になったと言われています

しかも、さらにびっくりするのが、今地上に見えてるこのバカでかい岩山は本来の岩全体の1/3~1/4と推定されていることです


もう僕達が想像出来る域を超えてますね~(笑)

いや~、やっぱり世界は広いわ~(笑)



エアーズロックの周囲は約9.4kmあって、午前中のまだ暑くならない内にそこをトレッキングしました

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と、言ってもめちゃめちゃ暑くて、倒れそうになりながら何とか約2時間半で一周出来ました

エアーズロックにすごくパワーを貰えたトレッキングでした



トレッキングが終わり、ドライバー兼ガイドのボブ(ドレッドなのでこう呼んでました)と一緒にさらにエアーズロックに近付いて、シェルターやその中に書かれているアボリジニーの壁画の説明を受けました!

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 ↑左:シェルターとはくぼみのことで、何万年もの間に風食により波のようにえぐられていました!とても不思議な空間でした!!
  右:所々にある壁画。親から子への教育の為に使われたり、昔の生活風景が刻まれています!



ガイドはもちろん英語なのでほとんど解らず、前日に寄ったビジターセンターで得た情報だけだったので、日本語ツアーに参加出来なかったのが残念でした・・・

もっともっと詳しくアボリジニーと聖地エアーズロックとの関係とか伝説とか知りたかったです・・・



でもた~っぷりパワーをもらい、エアーズロックを離れ、いつものベースキャンプに戻りランチを頂きました


ランチを食べてからは、少し長い移動になりました



途中砂漠の真ん中のオアシス



とは言い難いプールに入って、少し涼んでから約3時間走り、最終日に行く観光地の近くのキャンプ場に到着!


それから、いつも通りみんなで手分けして夕食を作りました


今まで全くな~んにも手伝おうとしなかったドイツ人の子らもこのツアー初の協力をみせ、やっと24人が一つになった感じで楽しい夕食でした


夕食後はYジさんプロデュースのキャンプファイアをして、二日目の夜は更けていきました・・・

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まぁこの後、前日通り蚊の攻撃に耐えながら寝たことをいちおお伝えしときます・・・(笑)


夜はあいつ・・・、昼はあいつ・・・


あいつらなんか、おらんくなれ~



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2010年02月17日

ウルルツアー初日♪

エアーズロックはアボリジニーの言葉で、「ウルル」と言います



ウルルツアー初日は早朝から24人乗りの小さいマイクロバスに乗り、アリススプリングの町にあるホステルでツアー客を拾っていきました


僕達のホステルからは2人だけでしたが、あるホステルからは20人ぐらい欧米人達が乗ってきました



そこに聞き心地のいい言語を話す3人組みが入ってきました!



マイクロバスは満席になって、日本人5人を含む24人+ドライバー兼ガイドでドレッドのオージー、計25人でアリススプリングを出発です




約40℃越えの外気の中、ひたすら赤い大地の真ん中を通る道路を突っ走り、途中アウトドアな昼食を自分達で作って食べて・・・

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午後3時ぐらいにエアーズロック周辺に到着!!


この日はエアーズロックの近くには行かず、さらに奥に行ったとこにあるアボリジニーの言葉で「たくさんの頭」を意味する「カタジュタ」と呼ばれる「オルガ岩群」に向かいました


カタジュタにはたくさんの頭を意味するように大小36の岩が集まっている場所で、エアーズロック同様の赤い砂岩の岩群が今から約7000万年前に出来ました

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ここでバスを降りて、みんなで往復2時間ぐらいのトレッキングをしました

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気温は約45℃ぐらいあり、砂漠の真ん中でのトレッキングみたいでかなり汗だくでしんどかったですが、はるか古代に出来た岩山はすごい迫力で、スケールのデカさにただただ感動するだけでした

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ここにある岩山だけでも、そうとう圧倒されたのに、もっと大きいエアーズロックはどんなんやろ~??


トレッキングコースの終点には景色を見てくつろげるテラスがあり、一緒にツアーに来たYジさんとA子さんとYマくんと5人で記念撮影

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みんながトレッキングを終えてバスに戻るともう夕方でした。


そこからこの日はエアーズロックのサンセットを少し離れた高台に見に行きました



周りに高い山などが全く無い場所にあるエアーズロックはハンパ無く存在感があり、夕日と共に少しずつ色が変わっていきます

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陰影が造る立体感はそれがあたかもポンってそこに誰かが置いていったように景観の中で浮いてように見えて、でもすごくマッチしている不思議な景色を造り出していました


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この巨大な一枚岩は約45km離れたとこにある先ほど紹介したカタジュタと地底奥深くで繋がってるというガイドの話しにはびっくりさせられました?!



明日もっと近くで見れるのが、楽しみです


でも、多分近付いたら大き過ぎて、本当の大きさなんかわからないんでしょうね~

それは景色も物事も一緒ですね~(笑)



初日はこれで終了


ツアー会社が持つキャンプ場に向かい、夕食になりました


夕食はチームジャパンが腕を揮って味付けして作った焼きそばでした

欧米人がみんなおかわりとかして完食してくれたのは嬉しかったです



そして、シャワーを浴びて、いざ就寝・・・


最初びっくりしたんですが(欧米人の女の子達はもっとびっくりしてましたが)、既設のテントがあるにも関わらずこの格安ツアーはマットを敷いて、その上で寝袋で寝る、ちょーアウトドアな寝床でした(笑)

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僕達も赤土まみれの中寝床を作り、寝る準備完了(笑)


寝る前に買って置いたビールを片手に日本人みんなで好きな音楽の話とか旅の話しとかしたり、今まで見た中でも飛びっきりキレイだった星空を見ながら過ごしました


すごく幸せな一時でした


drecom_kazuchina at 06:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) オーストラリア